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Writing Architecture 02
建築視 ー建築平面図ー 負の遺産 チェルノブイリ、福島原発。 これら原子力発電所こそ現代建築究極の姿。 建築はいつも私たちと運命共同体だ。 産業奨励館も地下鉄も庁舎もそして私たちの家でさえも・・・ 人は不幸な記憶をスクラップ&ビルドしようとする。...
Gaku Sakura
2017年12月18日


Writing Architecture 01
建築視 ー建築平面図ー 不思議な関係性 絵画が絵画として彫刻が彫刻として機能し始めた時 建築はどこにあったのだろか。 キャンバス、台座が発明されたその日から。 絵画、彫刻は移動性と一種の自立性を獲得した。 そこに取り残された大きな構造体には建築と言う名がつけられた。...
Gaku Sakura
2017年12月18日


Writing Architecture.
建築、その死を乗り越えて 建築家 Ko Iwakawa GAKU SAKURA 建築死 ー建築立面図ー 2011年3月11日。 この日、私の建築が死んだ。 建築家を目指していた私に突然訪れた建築の死。 東日本大震災。 電信柱は大きくしなり、電線は鞭のような音を発した。...
Gaku Sakura
2017年12月18日
Writing Architecture 35
新建築始 ハイパーフラット 建築平面図、建築断面図、建築立面図から建ち上がる空間。 そんな空間で行われる希望と魅惑と自立の建築実践。 文をもって受け繋げられてきた日本建築。 故に文から生まれる日本建築。 私たちはそんな建築に改めて形を与えることができるだろうか。...
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 34
建築思 建築断面図 歴史が作り出す図面。 ヒエラルキーを結びつける図面。 それは意味と経験の図面。 変化の図面。 故に魅惑の図面。
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 33
建築思 建築平面図 連鎖が作り出す図面。 関係性の図面。 経験を予感するための図面。 答えのない無限の図面。 故に希望の図面。
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 32
建築姿 ー建築断面図ー 歴史の部屋 強、用、美を。 意味が与えるもの、意味を与えるものを。 私たちの目の前にある部屋はいつだって不完全である。 私たちが満足することは決してない。 故に私たちを魅了し続けている。 これは終着のない円環の旅である。...
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 31
建築姿 ー建築断面図ー 始まりの部屋 始まりの部屋に必要なのは今を問い直すこと。 ここで重要となる概念。 この部屋で私たちは便器を泉にすることができる。 描くことを拒否する絵画を制作することもできる。 この部屋の中で生まれる新たな概念が歴史となる。 始まりの部屋。...
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 30
建築姿 ー建築断面図ー 判決の部屋 地震によって多くの建物が倒壊した。 多くの人が犠牲となった。 その責任はどこにあるのか。 判決の部屋、それは正常に機能することのない未完の建築。
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 29
建築姿 ー建築断面図ー 拾い集められる部屋 この部屋はサンプリング、カットアップ、リミックスを繰り返す。 飽くなきまでに繰り返す。 尽きる事はない。 この部屋はキャッチ―さとキッチュさに溢れている。 この部屋は建築を装うことを表明することで初めて建築となる建築。
Gaku Sakura
2017年2月9日
Writing Architecture 28
建築姿 ー建築断面図ー 広義のリビング そこには絵画がある。 彫刻がある。 建築がある。 音楽が、ファッションがある。 本来ここは真っ白な箱だった。 この部屋にあるモノは全てあとから付け加えられたものばかりである。 しかしこの部屋からすべてがなくなることは決してない、そんな建築。
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 27
建築姿 ー建築断面図ー ゆるい部屋 布でできたゆるい部屋。 この部屋は実際にある愛おしい部屋をトレースしてできたもの。 布として持ち運ぶことのできるこの部屋。 形だけが取り残され、実際の建物での経験がふと記憶として蘇る。 しかし、その場の匂いや音はどこにも存在しない。...
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 26
建築姿 ー建築断面図ー 文字の部屋 リビングルーム、バスルーム、ベッドルーム。 部屋は文字が定着して初めて部屋になる。 ダイニングテーブルや便座、浴槽はそんな部屋たちの名付け親。 そんな部屋から発せられる文字たち。 音楽、会話、インターネット・・・...
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 25
建築姿 ー建築断面図ー 曖昧な部屋 それは内と外を曖昧にするというガラスでできた偽りの部屋とはわけが違う。 本当に曖昧なのだ。 台座を引き延ばして出来たような四角い鉄板の彫刻。 彫刻の上を歩くことのできる彫刻。 これは床ではないのである。...
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 24
建築姿 ー建築断面図ー 彼女の部屋 彼女は汚れ傷ついている。 不気味なお面をかぶり、自らの表情を隠す。 鏡からでる管でつながれた彼女。 それは影の支配者の存在をほのめかす。 彼女は奴隷のように鏡に向かって踊り、私を見つめる。...
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 23
建築姿 ー建築断面図ー 娯楽の部屋 ここは様々な色の蛍光灯の光で溢れている。 自然の光などない。 酒を飲み、巨大な音に包まれるこの部屋。 きらびやかな人々の姿。 いつか必ず訪れる闇。 そこには見向きもしないこの部屋。 ここは真、光の建築。
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 22
建築姿 ー建築断面図ー 予定調和的な部屋 私は問いかけられる。 「今日この地で大地震が起こる。 その時、あなたはどこに向かう。 その時、あなたは誰といる。 その時、あなたは何を手にしているのか」と。 予定調和的な部屋は映画的建築。
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 21
建築姿 ー建築断面図ー 無題の部屋 この部屋を知る鍵、それは副題。 副題は個人的な物語との接触を図る。 ここに大きな物語は必要ない。 この部屋にある2つの時計を眺め続ける2人。 秒針の音は2人の鼓動と共鳴する。 無題の部屋。 愛する人を感じる建築。
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 20
建築姿 ー建築断面図ー 欲の部屋 どこからともなく漂う匂いと音が私をこの部屋へと誘う。 この部屋で振る舞われる異国の料理。 匂い、音を聴き、食べ物を体内に取り込む計算されたコミュニケーション。 料理を振るまった人との会話を楽しむ。 料理を食した人々とその歓びを分かち合う。...
Gaku Sakura
2017年2月8日
Writing Architecture 19
建築姿 ー建築断面図ー 小さな部屋 ここには物が一切ない。 しかしこの部屋は情報で溢れている。 私たちがよく知る空間とは異なる壁・床・天井。 この部屋は宇宙の缶詰のように内と外をきれいに反転させてできた部屋。 外部の情報を内部でギュと濃縮した建築。
Gaku Sakura
2017年2月8日
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