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執筆者の写真Gaku Sakura

個展を振り返りながら。


ダンスについて話しています。要約すると僕のストリートというのはメディアを通して経験してきたストリートで本当のストリートではないのかもしれません、がその状況は熊本でも東京でも同じであったと言うようなお話をしています。ではどこにストリートの本物があるのか、それがわからない自信が持てないというお話です。

アメリカのストリートが本物でしょうか?イギリスのストリートが本物でしょうか?それぞれの場所にそれぞれのストリートカルチャーがあるという見方は不思議で面白いです。

本物のストリート。それが湾曲した先に日本のストリートカルチャーがあるとすれば。ならば日本のストリートは最先端のストリートカルチャーということになり得るか?本物、偽物、そこにストリートのストリートらしさが潜むとしたら、、、うーん。。。

メディアストリートという状況を考えます。ストリートを体験する場所としてのメディア。メディアの中にストリートが立ち現れる、そんな状況です。日本という場所はこれに当てはまるのではないでしょうか。そしてこれはこれで魅力的では?なんてことを考えています。現実とメディアの間で神出鬼没なストリートカルチャー。日本のオリエンタリズムとしてのストリートカルチャー。それを偽物と呼ばれても構わないと思える力がほしいところです。


ダンス動画、youtubeにたくさんアップしたのでゴールデンウィーク中暇な時にでもみてください。本物か偽物かわからないストリートダンスがあります。インテリアダンスとでも呼べばいいですか?微妙なダンスです。

ではクラブで踊るのは?市役所のガラスの前で踊るのは?駅で踊るのは?何ダンスと呼べばよいでしょうか。。。不思議で面白いです。


私のサイン?ロゴ?として使っているものですが、最後のonの文字は土下座しているように見えるでしょうか?上書きする文化に対して敬意を表するものです。ストリートカルチャーに、芸術に、建築に、そして料理にです。

と少し自分のロゴの意味を説明します。


個展を振り返りますがあればきっと私の芸術、建築のごった煮だったのではないかと思っています。自分のオリジナルレシピで作った初めての料理でした。自ら食した感想はといえば、それは薬と毒そのものであったように思います。PHARMAKOnです。

デトックスといえば聞こえはいいですが、それなりの苦痛があったようにも思います。その副作用として自分の恥ずかしさをさらけ出しダンス動画や病気の話をする始末です。いいのか悪いのかはわかりません。ですがそれもデトックス、隠す必要のない、体内から外にだすべきものだったのかも、とも今は思っています。溜まった有害な毒物を排出したおかげで僕の闇鍋はごった煮と言い換えられるようになったのかもしれません。


次の個展を考えます。次は個人的な話から少し広がりのあるものにしたい、そう考えています。

ダンスの映像等不定期に更新する予定です。時間のある時にでもサイトをチェックしてみてください。


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