ずっと芸術と建築の間の話をしてましたので、ちょっと違う話をしたいと思います。料理について。今日NOMAの新たな共同経営者の発表があったみたいです。なんとその一人が皿洗いを11年間続けた方だと言います。少し驚きです。
でもこういうことができるレストランは今のところNOMAだけではないかと思います。ローカル化とグローバル化を繰り返していくんですね。今後も注目です。
最近頭にあるのは場所と味覚の関係について。東京の醤油と九州の醤油って全然違います。九州の甘い醤油になれている自分は東京で刺身とか食べるとちょっと違和感があります。すき焼きも関東と関西?で作り方から違うようです。この間初めて知りました。
関東のすき焼きって割り下で煮込むらしいです。まーこれが自分からしたら納得できないんです。いやいや、お肉は一回焼かないと駄目でしょ、って。全部一緒に煮込んだら肉の旨味も野菜の旨味も全部一緒になっちゃうじゃん。それ楽しみ一個減らすことになりますけど大丈夫ですか?って。灰汁とかもすごいでそうだし。いやー生きるのって大変ですw
食を大切にする人からしたらこれ結構死活問題です。
とりあえず今日のところは料理は奥が深いというとこで納得しようと思います。
それからすき焼きの歴史について。すき焼きのすきは農作業道具の鋤です。この鋤を使って農民がお肉や野菜を焼いたのがすき焼きの始まりなんですね。今でこそちょっと高級なイメージがありますが元々は農民が食べるものだったんですね。いやースーパーフラットです。違うか?w
料理に上も下もないわけです。鉄板焼きという文化もそうですよ。お好み焼きも鉄板焼きです。伊勢エビやアワビを焼くのも鉄板焼きです。そしてそのどちらも違った楽しみがあります。カウンター付きの寿司屋も、回転寿しも違った楽しみがあるわけです。もう正にスーパーフラットなわけです。違うか?
自分が何を言いたかったかまとめます。
一つの料理でも施行の方法が違ったりします。(関東と関西)
また同じ料理であっても幅広い人に楽しんでもらえるだけの間口があります。
そして空間を演出する最高の香りと味があります。そしたら建物の質とかなんとかって問題を飛び越える極上な空間が生まれるわけです。あとはそこに誰がいるか、そして何があるか。そんな時は建物の重要性って限りなく低下していると思われます。建築の重要性。考えないといけません。
現代建築作家の腕の見せ所です。時にリクリット・ティラヴァーニャになります。時に村上隆を超えてみたいと夢みます。そんな今だからテルメ・ヴァルスを体験してみたいと思います。ちょっとリラックス。ついでに彫刻の家行ってみたりして?どのくらいの距離があるのかわかりませんが。あー青山のプラダで買い物なんてのもいいななんて思いながら。別にスイスの建築家が好きなわけではありません。
ご清聴ありがとうございました。
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