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執筆者の写真Gaku Sakura

現代建築作家2


世界七不思議、グーグルで検索したところ古典古代(古代ギリシャ・古代ローマ時代)における7つの注目すべき建造物のことである。と説明してありました。現代の「世界の七不思議」というのもあるようです。それはどれも建築としての大きさが印象的です。建築のビッグネスの系譜です。

レムはそんなビックネスに対して建築に関する「芸術」は巨大さの前では役に立たないと説明してきましたが、そのようなビッグネスをレムは否定することはありませんでした。

私自身もこのことに関して否定はしません。しかしその様な象徴的な建築に飛行機が突撃することが今後続々と起こうるということを私達は理解しておかなければなりません。これが建築の真実だと思います。これは人の生と死に関わるということです。だから「芸術」は巨大さの前では役に立たない、という件に関してはレムを否定しなくてはいけません。人の生と死に関わること、それは芸術にとっての永遠のテーマだから。つまりそれは人がいればどのような場所でも機能するのです。建築の大小関係なく。

建築、芸術というものは私達の心の大知(大地)だと思います。それがなくなってしまうとなんの変哲も無いフラットな空間になってしまう。でもそんなフラットな場所にも芸術はあるわけで・・・つまり永久に不滅なわけです!そんな状況の中であえて建築のスモールネスに取り組む自分の活動はどのような結果を生むことになるのでしょうか?

スモールネスも集まればビッグネスになるわけだから・・・・・・・・・・

楽しみです・・・。


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