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執筆者の写真Gaku Sakura

融解していくもの。


Nintendo Laboの動画を見ました。


最近は様々なモノに関心が向いていて、何か一つのコトに集中できていません。何か身の回りのものが大きく変化していく状況に胸騒ぎがしています。

Nintendo Laboすごいモノが生まれてきたなという感じです。

ゲームの世界も二分化していくのでしょうか。


PlayStation VRのように現実と仮想という二つの距離の間で構築されたものと、Nintendo Laboのようなゲームというフィールドがよりフィジカルなものとへと変貌していくもの、つまりTVというものからは脱却していきそうです。ゲームも流動性を獲得し始めたと言えるのではないでしょうか。

TVという建物に設置された電化製品に束縛されることが無くなり、どこでも利用可能になるそれは非常に魅力的なことだと思います。

つまるところ、ゲームと仮想通貨の相性はとても良いということがわかると思います。物質に価値を持たせようとする建築なんかとは元々の構造が違います。手に触れることのできない場所に価値を作り出すこの状況、日本人は得意分野です。漫画とコスプレのようです。

これまでは建築があるモノにシチュエーションを与え、それに呼応するように環境が変わってきました。しかし今後は建築の中にあるモノから外に向かって徐々に変化していくだろうと予想します。つまり建物の変化が一番遅いということです。その時、建物の存在は造形やコンセプトを必要とはされなくなっているのかもしれません。

対応を考えなければいけません。

一番の問題は建築という構造の不安定性です。あらゆる環境に以外と脆いということです。その脱却を考える必要があります。リノベーションとか言ってる場合ではないのかもしれません。私はパフォーマンスから建築の未来を考えます。

2018年は変化の年になりそうです。



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