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執筆者の写真Gaku Sakura

見つめる先は。建築術家


BMX、スケボー、ブレイクダンス。昔では考えられなかったものがオリンピック種目になっています。ストリートから生まれたものが認め始められています。

少し気になるのはこういった新競技の採点法についてです。BMX、スケボーはトリックがあるので採点付けることもそれなりに可能だと思うのですが、ブレイクダンスってどう採点つけるんですかね?毎回、同じ曲を流すのでしょうか?それとも自分で選択することができるんでしょうか?

シンクロと体操の融合みたいになってしまいそうですが、そんな感じにはなってほしくありません。フットワークとパワームーブ。パワームーブの方が見応えがあって高得点、みたいなことにはなってほしくないです。スタイルの違いを受け入れる幅がストリートにはあったのですがそれがオリンピックってことになるとどうなってしまうんでしょうか?ちょっと不安です。

少し話しは変わりますがシュプリームとヴィトンのコラボは30日販売のようです。シュプリームはストリート代表です。きっとBMXやスケボーの選手はたくさんシュプリームの服やキャップを着ていることでしょう。いい宣伝になりようです。

シュプリームは将来ナイキとヴィトンのいいとこどり的なオシャレブランドになっていそうです。

自分はというと、現状はまだストリートの中にしか居場所はないのかなという感じです。

建築という場所にストリートな感覚で飛び込むことは勇気がいります。

前例としはゴードン・マッタ・クラークくらいしか頭に浮かびません。グラフィティアートのように建物と関わり、食という場所にも手を伸ばしました。

他にもいるんでしょうか?ストリートから建築を変革しようとした人は。

少し面白い存在としては日本にミリメーターという事務所があります。色々な場所を横断するように活動する彼らの作品は見応えがあると思います。最近は面白いもの作っているのかはわかりませんが……注目と言えば注目の存在なのかもしれません。

とにかく、やるしかないということです。自分の歴史と格闘しなくてはいけません。そして建築を変えます。というかあるべき場所に戻してみせます。




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