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評価することの難しさ。


建築の話しを毎回しています。

ファッション、音楽、芸術の話しをしているように感じることもあると思います。が、全て建築の話しをしているという認識で私はいます。

建物の話しをすることを最近は遠ざけていました。それが建築の本質を示すもっとも確立の高い方法だと思ったからです。しかし、そろそろ建物の話しもしたい、そう思っています。建物、大好きです。

建築はもっと好きです。ただこれからの可能性ということに言及するとやはり建物を考えるより、建築を考えた方がいいという考え方は変わりません。そのこと前提で色々話していきたいと思っています。


石上純也さん設計のもの。色々問題になっているようですね。



「おお、妹島さん、西沢さん、こんにちわ」的な建築ですね。これでもいいですが……面白い、面白くないということで言えば面白くはないでしょう。独立した意味は?と考えてしまいそうです。師の亡霊が強く見えます。

ただ今回は単純に造形的にタイプではないと言っておきます。私自身強いデザインを好む傾向があります。それは事実です。



トーマスヘザーウィックのプロジェクトです。


優れたデザインです。芸術との接続も試みていますし、文化的にも都市的にも貢献度は高めなのではないでしょうか。やりたいことがはっきりと見えるプロジェクトは心地がいいです。

屋台のようにもインスタレーションとしても当然…と言った感じです。可能性や有用性を残しながら、という建築の醍醐味を体現できているのではないでしょうか。デザイン的には増幅、反復された階段、踊り場ですがその単純な構造がむしろ都市に目を向けさせてくれるのではないでしょうか。ココから見るニューヨークが見たくなります。

演劇やパフォーマンスを行なっても面白そうです。


参考例です。笑


例えばの話しです。CMとか動画で面白いものが撮れそうです。それだけで観光名所の誕生です。インスタ映えです。

アッセンブルのガソリンスタンドを映画館に変えた作品が頭に浮かびました。きっと建築の流動性獲得という点からなのでしょう。構造、建物という設計も大事ですが、その中に建築がどう存在し得るのか?ということをもっと大切に考えてきたいです。


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